◯寺坂寛夫議長 以上で
委員長報告を終わります。
これより、
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯寺坂寛夫議長 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
通告により、順次発言を許可します。
伊藤幾子議員。
〔
伊藤幾子議員 登壇〕(拍手)
◯伊藤幾子議員 私は共産党市議団を代表して、
議案第139号
一般会計補正予算について、反対の立場で討論を行います。
11月に入ってからも、さらなる値上げが続いています。
食料品をはじめ、生活に関わるものが値上がりしているにもかかわらず、賃金は上がらず、年金は削られ、生活保護費も引き下がったままです。低
所得者ほど苦しい生活を強いられており、何らかの手だてが必要です。そういう点で、
くらし応援臨時給付金等給付事業費は、本当に生活を支えることに役立つ直接
支援であり、
対象世帯には喜ばれると思います。
国の緊急
支援対象の
住民税非課税世帯への
給付金は現在支給手続が始まっていますが、今回は
住民税均等割のみ課税されている
世帯に
対象が広げられたことは大いに評価できます。
住民税非課税世帯と
均等割のみ課税の
世帯の18歳以下の
子供1人
当たり1万円の臨時
加算金も、
子育て世帯を応援するものだと思います。今後も独自に
対象を広げた施策を望みます。
ほかにも、住居確保
給付金の延長に伴う
補正予算や、
地域食堂ネットワークや市内学生への
支援、畜産
事業者への飼料代の
支援や
路線バス事業者への補助金などは、今の
物価高騰の下で必要な
事業だと考えます。また、災害復旧に要する予算も必要です。
しかしながら、見過ごせない
事業として、個人番号カード関連事務費と
マイナポイント事業費があることを指摘しなければいけません。今回、
マイナンバーカードの申請サポートと
マイナポイント申込みサポートセンターを
大型商業施設に設けるため、初めて業務委託をするというものですが、これには反対です。
大体、国が今年度中にほぼ全国民が
マイナンバーカードを持つという勝手な目標を立て、自治体を追い立ててきたわけですが、あくまでも、カードを持つことは任意とされていたはずです。それを、健康保険証を廃止して
マイナンバーカードと一体化するといった方針を打ち出し、持たざるを得ない状況をつくるやり方には憤りがあります。ある高齢の市民の方は、JAの愛菜館で申請サポートをしている団体から、保険証がなくなりますよと声をかけられたそうです。総務省が委託をしているようですが、そんな声かけがあるでしょうか。
マイナンバーカードの
交付率を地方交付税の算定に反映させると言ったり健康保険証を廃止すると言ったり、脅し文句で
交付率を上げようとしているやり方は批判されるべきものです。デメリットの説明はほとんどされず、
マイナポイントでつるようなやり方も批判されるべきです。
連日、
マイナポイントの手続に多くの市民が来られていることは知っています。待つ時間の短縮も必要だということは分かります。でも、わざわざ
大型商業施設という公的施設ではないところへ、業務委託してまで地方自治体がやる必要はないと思います。国がやればいいんじゃないでしょうか。よって、この2つの
事業には反対です。
以上、反対討論といたします。
◯寺坂寛夫議長 加藤茂樹議員。
〔加藤茂樹議員 登壇〕(拍手)
◯加藤茂樹議員 会派新生の加藤茂樹でございます。
議案第139
号令和4年度
鳥取市
一般会計補正予算について、会派を代表し、賛成の立場で討論いたします。
個人番号カード関連事務費についてです。市町村において、番号法に基づき個人番号カードの交付事務等を行うものであります。したがいまして、
マイナンバーカードの普及促進を図るものであり、
大型商業施設支援窓口の設置は、本
事業の推進のための適切な対応と考えます。これらの
事業については、市民の皆様方が安心安全に効率よく
暮らしていくための
事業であると考えます。
したがいまして、本
議案について、
議員各位の御賛同をお願いして、賛成討論といたします。
◯寺坂寛夫議長 以上で討論を終わります。
これより採決します。
まず、
議案第139
号令和4年度
鳥取市
一般会計補正予算を電子表決システムにより採決します。
お諮りします。
本案に対する
委員長の
報告は原案可決です。
本案について、
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンをお押し願います。
〔各議員ボタンを押す〕
◯寺坂寛夫議長 ボタンの押し忘れ等はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯寺坂寛夫議長 なしと認め、確定いたします。
賛成多数であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、
議案第140
号工事請負契約の締結についてを電子表決システムにより採決します。
お諮りします。
本案に対する
委員長の
報告は原案可決です。
本案について、
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンをお押し願います。
〔各議員ボタンを押す〕
◯寺坂寛夫議長 ボタンの押し忘れ等はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯寺坂寛夫議長 なしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
以上で、本
臨時会に付議されました案件の審議は全て終了しました。
これで、
令和4年第4回
鳥取市議会臨時会を閉会します。
午後0時27分 閉会
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